近況報告







2月27日

うぐいすの 初鳴き聞きつ 草をひく

そこらの梅も 今が盛りに

久しぶりに、実に久しぶりに焼き物関連の作業に取り組んだ。まずは釉掛けである。
実は釉薬を掛けるのはあまり好きではないのだ。
だから素焼きが終わっても長いことそのままほかってあったりするのだが3月あたりに窯を焚く予定なので天気のよい日を選んで早めにやっておかないと遅れていってしまう。
自宅から着てきた和服を脱いで、上はタンガリーのシャツ、下は立ち居がらくなジャージに着替えてお日様いっぱいの庭先でやっつける。
掛けおわったうつわはしばらく日光浴。



平行して八輪窯も焚いていた。最近買った中国製のオガライト炭の性能を試してみたいのだ。
値段的に言えばホームセンターで売っているマングローブ炭よりも安いほどで安すぎるのだ。
これで温度が上がりきれいな自然釉がかかれば言うことはないのだが。
乾燥を待つ間は芝生の中の雑草抜き。
これが大変な仕事でいつもいい加減なところでやめてしまう、そして本格的な春が来たときにため息をつくことになる。
一時間かかっても1メートル四方ができない、二時間もやればもういやになる、三時間ともなれば腰に限界が来て放棄する・・・。





乾いた器はすぐに窯に詰めてしまう。置き場がないのだ。
今回は窯の容量の8割ほどしか作品がない。上の部分は空間のまま焚くことになりそうだ。
『伊賀の7度焼』などという言葉があるが左に見える器はまさしく7回目くらいの本焼をされるのではないか?
いつも焼き上がりが気に食わなくて、そのくせどこか気になるのだ。
だめもとで今回も少し手を加えて窯の中に。




土曜に焼いた八輪窯はまるで生焼け、内部などは溶けても居らずざらざらである。
新しいオガ炭は温度が上がらない。
火付きが悪いのは当然だがマングローブ炭よりも温度は上がらないようだ。
そこですぐに窯に戻して焼き直し。




国産のオガ炭と中国産のオガ炭の比較をしてみる。
左が国産、右が中国産。サイズに比べて中国産は1割ほど重いし硬さも硬い。
本当に木材だけで作られているのかな?


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