近況報告
1月9日
去年から 今年になれど 変わりなく
今までどおり 時は流れる
1月2日の伊吹山 なかなか冷たい風が吹いている。
太陽は時折顔を見せるが鈴鹿の山の谷辺りには山越えの雪らしきものが煙のようにかすんで見える。
フロントガラスにはほんの小さな水滴が落ちてくる。
工房に柱時計がぶら下がることになった。
年末に知りあいが自宅に持ってきたもので100年ほど前のものと言うことだ。
工房には電波時計が下がっておりロケットの発射ができるほど正確な時間が分かるのだが、さほど邪魔になるものでもないのでここにぶら下がることになった。
小屋に一人でいると、たまにはこった料理を作ったりもするが面倒だと思ったら実に手抜きもする。
食べないのが一番簡単なのだが、小腹がすいたときはそこらに転がっているサツマイモのクズを油で揚げてそれでよし。
5日、今日は泊まりで小屋に行こうと家を出て木曽川を渡ったあたりで雪が降り始めた。
多度の坂道昇り始めるとかなりの雪で道路もシャーベット状の雪がある。
5キロほど走ったあたりのS字カーブの上り坂に差し掛かったところで大型トラックやら軽四やらが数台スタックして道路の半分以上をふさいでいた。
横を通れないことは無いのだが対向車が来て相手方が下り坂でスリップして止まれなかったりしたら正面衝突、
小屋に行っても部屋に引きこもり状態になるし〜、や〜めたやめた!
ハンドルを数回切り替えしてUターン。
7日 これから2連泊、やることはいっぱい有って忙しいのだ。
まずは味噌作りの準備。8キロある大豆のうち7キロを洗って発泡スチロールの大きな入れ物にいれて沸かしてあるお湯を流し込む。
ふたをしてまたお湯を沸かしいれようとしたらもうお湯が見えないほど膨らんでいた。
それを3回ほど繰り返してたっぷりのお湯に豆を漬け込んで豆が大きくなるまで待つ。
写真は最初のお湯を入れた時点でのものだが6時頃には大変な量にふえて箱の上から3〜4センチのあたりまでになってしまった。
囲炉裏にも火を入れてひと段落着いたら年末からかかっていた袖なし羽織の仕上げをチクチク。
夜の6時過ぎから30センチの寸胴やら麺をゆでる小型の寸胴、30センチの大なべを動員してやっと全部入る量の豆を煮始めた。
登山用の灯油コンロ、IH調理器、そして石油ストーブの上に載せてコトコトと。
最短でも4〜5時間かかるので寝る前に灯油コンロとIHは停めて、ストーブの上に寸胴を載せておいた。
あくる日は朝早くから豆をつぶす作業を開始。残りの分はまた火にかけてコトコト、時間差で作業を進行させ昼前に何とか完了した。
出来上がった味噌のもとは30リットルの漬物桶に8分目
地下室に保存したいがその重さは相当なもので、どうやって下ろそうか思案中(^^;
昼過ぎからは毎年やっている新年会の準備。
串物がメインだから素材を切って串にさすのが仕事。
4時近くにメンバーが到着、それから12時近くまで、居眠りをはさみながらの新年会。
みんな年をとったので飲むのも食べるのも少なくなった。
来年からはあっさり系の料理のほうがよさそうですな、でもいつも楽しい新年会です。
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