近況報告
10月8日
夕暮れが 早くなったと 時計見る
風もひんやり 秋の深まり
工房横のコスモスが満開、どこか遠くからきんもくせいの香りがホンのわずか漂ってくる。
咲き遅れていた彼岸花もやや色あせてきたし稲刈りもすっかり終わってしまっている。
ふた昔前より1週間ほど送れて秋が進んでゆく。
小屋の冷凍庫を開けたとたん思わず声が出てしまった。
北極状態になっていたのだ。
どうも先週から冷凍庫のふたが少し開いていたらしく中の品物がすべて霜で埋まっていた。
この一週間冷蔵庫はフル回転で動き続け、空気中の水分をかき集めていたらしい。
中身をすべて取り出して霜をナイフで強制的に削り落としたが氷になりかけたものもあり1キロ以上の霜が付いていた。
朝の散歩のときに気づいたのだが藤原岳の頂上付近がなぜかすっかり禿山になっている。
あの付近は熊笹に覆われていたはずだがいったいどうしてしまったのだろう?
ふもとの大貝戸のあたりは最近しょっちゅう土石流の被害が出ているが頂上付近がこれでは土石流が発生するのは当たり前だ。
植生が変化しはじめているのだろうか?
最近カメラを変えたのでためし撮りをかねて撮ってみた杉の木のテッペンの鳥。
光学30倍、デジタルも加えると201倍になるが手持ちで撮ってもこの程度に撮れる。
新しい技術はすごい。
この季節は栗拾いに出かける。無論無料で拾える山グリである。
粒は小さいが味はいい。こんな通り沿いに落ちていたりするのだ。
収穫の一部で、このほかにも倍くらいの量を拾った。
先週、水菜の種をいい加減に蒔いた畑はなかなかのものである。
考えてみれば春に収穫した種がたくさんあるからといって一握り近くの量を肥やしを蒔くがごとく蒔いたのだから当然である。
正面の2本の苗木はアボガドの種が発芽したもの。
さて、どうしたものか? 昨年発芽したマンゴーは自宅の植木鉢で育っているのだが・・・
拾ってきたクリはゆでて、中身をほじくりだして裏ごし、砂糖を少し加えて栗きんとんを作った。
親指の先ほどしかないクリを数百個ほじくりだすのはなかなか忍耐のいる作業だった。
クリご飯も作ったのでおにぎりにして自宅に持ち帰ったら夕食のご飯がクリご飯、中津川の有名な栗きんとんまで買っておいてあるという落ちが付いてしまった(^^;
栽培種かと思われる大き目の栗は渋皮煮にしてみたが、三分の一位は栗が割れてしまった。
山の幸で遊んだと言うよりは振り回されたこの連休であった。
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