近況報告





10月14日

木の枝に からまり下がる あけびの実

集めてみたが さてどうしよう

手を入れてない工房横の空き地にはせい高泡立ち草とススキが今を盛り咲いている。
3年ほど前に一度全部刈り取られたのだが今ではもう立ち入るのも困難なほどの雑草地。
これはこれで秋の風情を感じることが出来るからよしとしよう。


カバーをかけ忘れてぐしょ濡れになってしまい、3度ほど空焚きした窯は何とか乾燥したらしいので器をセットして久しぶりに焼いてみようかと思ったら一番下のさな板が粉みじんに割れていた。
新しいさな板を作り器をセットして焚き始めた。
今回は少し長めに焚いて6時間。





窯を焚いているときは付きっ切りというわけではないので他ごとが出来る。
春からやろうと思いながらほかってあった畑の改造に着手。
周りを囲ってある波板を取り除いて丈夫なあぜ板と交換するのだが畑の土を移動させながらの作業となる。
3〜40分もやると腰が痛くなったりきつくなったりするのですぐに休息。それでも2日がかりで何とか交換し終えた。
石交じりの土なのでそれをとりながらの作業、手間がかかる。
こんな小さな畑なのに大雑把に取った石だけでも10リットルのバケツに入りきらないほどあった。
私の畑はそんな畑なのだ。


この季節は常連のKさんの出没する季節で、目当ては栗とアケビである。
工房の自転車に乗り一人で栗拾いに出かけ「こけた〜」と言いながら血まみれで帰ってきて、それでも栗は拾ってくるような人である。
小屋のすぐ横のきんもくせいにからまったアケビは今がちょうどいい時期。
しかしアケビなどはホンの一つ二つ食べれば満足してしまう。この量だととても食べようと言う気にはならない。





冷蔵庫にあった肉と野菜でアケビの肉詰めを作ったはいいが作りすぎて食いきれなかった。
しかもここのアケビは紫色の皮の柔らかい種類ではないのでよく煮ても皮が気になる。
それにあれは腹がいっぱいになるほど食べるものではないな・・・。
残ったやつは切り開いて天日干しにすることにした。
今工房の軒先にはひもで縛ったアケビの皮がぶら下っているが、果たしておいしく食べれるだろうか??


土曜に焼いた器は問題なく焼けていた。
天目釉ではないのだがなんとなくそれを思わせる釉薬のような焼け方だ。


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