近況報告







4月28日

チャレンジを したはよいけど 知識なし

試行錯誤と 暗中模索

なべの中はもち米の粉を水に入れて加熱、かなり固めの糊状にしたもの、ボウルの中は食用のゼラチンを溶かしこれも加熱してどろどろにしたもの。
何に使うかといえば、三味線の太鼓の部分に張る皮の代用品作りである。両方とも接着剤として使うのだ。
以前自作した三味線の代用皮の張り具合がいまいち気に入らなくて張りなおすことにした。
ホームセンター買ってきた障子紙を張り合わせるのはゼラチン。張り合わせた障子紙を木製の太鼓部分に張るのはもち米製の糊。
乗せただけではパンパンには張れないので先週作っていた強力洗濯ばさみが登場する。
特製の台の上に太鼓を置いて張り合わせて濡れている紙を乗せ、紐をつけた洗濯ばさみを蝶ねじで締め付けて紙をつかむ。
下に付けてある紐を台のねじくぎに巻きつけ張力をかける。少しずつ均等に張力を加えて全体がピンと張るようにするのだ。
そして乾燥。そのとき紙の太鼓に貼り付ける部分が先に乾くように紙の真ん中にプラスチックの板を載せて乾燥しないようにする。
外側が乾燥接着できた頃にプラスチック板をどけて乾燥をさせればぬらした障子紙がピン!と張るようにパンパンに脹れてくれるはず・・・



これまた先週、アクリル樹脂と黒檀で作りかけた得体の知れないものは三味線のバチ。
金のこ、ヤスリ、グラインダーにサンドペーパー。
仕上げは陶芸の釉薬に使う酸化クロム。形は一応できたので試しに使ってみたら弾力、強度、重さはいい線をいっている。
実用できそうな手ごたえがある。



三味線には意図的に雑音を発生させる仕組みが付いているものがある。
自家製の三味線にはあまりにも技術的に、難しいので最初はあきらめていたのだがその効果はなかなか魅力的だ。
で、やることに決定!糸巻きのつくあたりのすぐ下に小さな角穴をあけてここに部品を取り付けるのだ。
この角穴は7×10ミリ。厚さ25ミリのチーク材にこれを掘るのは大変だった。
作業台の上にあるへんてこな装置は角穴の下側に取り付け黒い部分を角穴から頭が出るようにするのだ。
真鍮製の部品は丸棒からの削り出しが大変で、セットするところまで行けなかった。




1月に味噌を作った残りの麴が500グラム残ったままだったので一頃流行った塩麴を作ってみることにした。
麴と塩と水を混ぜてほかっておけば良いらしいが一日一回くらいは攪拌する必要があるらしい。
ふたをとって酸素を入れた後シェィクすれば良いだろうとキムチの入っていたボトルに分けて入れた。
工房においておくと攪拌できないのでお持ち帰り。


この季節必ず出没するのがKさん。春の山菜、秋の実りを心待ちにするクマのような人である。
急な斜面も山菜のためなら4輪駆動で上がり下がり。
今日収穫した山菜はイタドリとノビル、蕨、それと工房に生えているフキ、収穫物を広げて点検中。



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