近況報告






2014年3月30日

ゆっくりか いきなりなのか 春 本番

また春なのかと 歳を数える

庭のふきのとうがゆっくりほけてゆくのを眺めていたらお向かいの早咲きの桜がいきなり5部咲きになってしまった。
咲くのは例年より3週間ほど遅いのだが咲き始めたら2日間でこの状態。



今週は数日休みを取って小屋通い、天気に恵まれて野良仕事や草むしりに精を出す。
朝方の空を見たらまるで秋の空のような雲が出ていた。何となく空気も乾燥しているような感じ。
少し遅いが春蒔きの野菜の種を蒔いてビニールで囲って保温。
いつも苗作りはうまく行かないのはずぼらな性格のためだろう。作物は正直に育ってくる。



小屋にいるときの昼飯は食わないことも多いが気が向けば家では絶対作らないようなラザニアを作ったりする。
腹が減っても作りたくないときは畑から埋めて保存してあった菊芋を掘り出して、茹でてマヨネーズをつけておしまい。
まあ塩茹での菊芋は結構おいしかったりするのだが。





また足袋を作り始めた。
これで3足目であるがやるたびにこの手間のかかる作業を始めるのにはエネルギーが要る。
1足の足袋を作るのにこれだけの部品が必要なのだ。
細かく言えばこのほかにも、『こはぜ』が8枚、こはぜを差し込むところに使う細い紐やら、接着芯やらがいる。
そして足の裏の形をした素材は実はもう帆布生地と灰色の生地を接着芯で張り合わせてあるのだ。
この生地を切り出したところでその日のやる気は尽きてしまう。




薄曇りの日を選んで着物を丸洗い。お気に入りの シルクウールの袷の着物である。
シーズンが終わったので挑戦してみることにした。
風呂の残り湯でウールもの用の洗剤に漬け置きしておいて軽く押し洗い。脱水せずに長いハンガーに通してブドウの棚に引っ掛けて吊るし、しわを伸ばしてゆっくり乾燥。
ふと気が付くと袖のあたりがやけにしわがよっていた。
袖口の内側に黒いチリメン風の生地が使われていたがどうせポリだろうと思っていたら、どうも本物の絹地のチリメンだったようだ。
 何とかアイロンをかけるときにごまかすしかないなと考えていたがなかなか難物だった。
しまう前にもう一度アイロンのかけなおしが必要だな。




日曜日は天気予報のとおり朝から雨、これで、心置きなく足袋作りが再開できる。
しかしなんだ、この足袋が合わせになっているところがみそで、これを最初に作った人はすごいとおもう。
ものすごく難しい作り方で・・・、なんて説明をしてもわからないからやめておくが、ボケ防止に何かやりたい人は一度チャレンジしてみるのも良いだろう。
型紙や作り方、材料は名古屋の服地の『大塚屋』で売っているから。




何とか完成した足袋。履き心地は良いとは言えずフィット感もよくない。
点数をつければ40点。いったい何足作ったら満足なものが出来るだろう?
ちなみに表の生地は袖なし羽織と共生地で2足目である。


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