近況報告

1月8日
1月も8日、もう正月気分ではいられない
しかし今年の正月は見事に何も出来なかった
自宅から工房に向かう車中より養老山脈を見る。雪雲が4合目あたりまで垂れ込めて見るからに陰鬱な感じ。
今年の正月のイメージそのものだ。もちろん晴れてる日もあったのだが雪のせいで部屋の中に入っていることがほとんどで予定していた畑仕事や樹木の伐採などはすべて出来なかった。
ならば、部屋の中でさぞかし作陶が出来たであろうなどといわれそうだがそんなもんではない。
やはり適度な畑仕事、気分転換に料理、時々陶芸。
これくらいが一番仕事がはかどるのだ。


こんな天気の日でも工房の中にはこの使い込んだ石油ストーブのみが唯一の暖房器具。
囲炉裏もあるがアレは身体を温める暖房というよりも心を暖めるもの、威力は乏しい。
土間に立って粘土を練っていると足元からシンシンと冷えてくる。
粘土も冷たく、手がしびれてくるのをヤカンに沸かした湯であたためつつ作陶する。
周りに音もなく夕闇が迫ってくる。
実は私はこんな雰囲気が結構好きなのだ。
30センチの手ロクロにセットする亀板を加工。
陶芸の本など読むと亀板は轆轤の上に粘土を置いてその粘着力で使用することになっているがどうも面倒なのでこんな具合に6っ箇所ほど木片をビスで固定してはめ込み式にしている。
これだと長期間セットしておいても轆轤がサビることも無く安定性も良い。
スポンジシッタも同じように加工して使っている。


ややシーズンオフな感じのしないでもない写真である。
秋の終わりまで飛び回っていたスズメバチの巣を枝から切り取ってきた。
もう完全に中には居ないはずだがどうも部屋の中に持ち込む気がしなくて外においてある。
希望者がみえたら差し上げますけど…
さて、この正月休みの間に何を作っていたのか・・・こんなものです。
合いも変わらずと自分でも思ってしまうのだが斬新なアイデアが浮かんでこない。こんなものを作ってみたいというものが浮かんでこないのだ。
湯飲みや珈琲カップを沢山作っても使う数は限られているし頼んで人に貰ってもらうのもイヤだし…あえて新しいといえば急須くらいか。
急須は陶芸を始めたばかりのころにいくつか作ったのだがお茶を注ぐと水切れが悪く使用できるような物ではなかった。
今回はどうだろう。

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