近況報告







1月31日

里山に 煙たなびく 景色あり

こころ無言に 足の向くまま

日曜日の朝、風もなく気温も比較的高いが今にも泣き出しそうな空を気にしつつ、親父の残したちゃんちゃんこ(綿入れはんてん)に下駄を突っかけて毎度の散歩に出かけた。
村落から少し離れたところから眺めると、煙がゆっくりと立ち昇っている。こんな、風のない日は枯葉や枝を燃やすにはちょうどいいのだろう。
工房でも枯れ枝などを燃やしたいのだが最近はやっていない。舞い上がった燃えカスが停めてある近所の車の上に落ちることを考えると枯れ草など燃やせない。

工房周辺は開けすぎてしまった。





12月に今にも咲くのではないかと思っていた沈丁花の花はややツボミが大きくなっただけでこのひと月以上を我慢している。しかしもう明日からは2月、上品な香りを漂わせるのも近いだろう。


2日間工房に居てやったことはと言えばほんとに少ない。
何かをバリバリやりにくるのではなく、のんびりしに来るのが目的だからそれでいいのだと自分に弁解しつつ漫画を読んでいたりする。
左の袖なし羽織はこの休みで完成した新作。350円の女物の古着で7〜8時間楽しんでしまった。
右側のものは一年ほど前に作ったものでよく使っている。着物を着て自作の野袴をはき、この羽織をはおってご隠居さん。
散歩のときもそのスタイルで出かけたりする。
やはりわたしは変な人である。





先週、肥溜めのスラリーを流し込んだ囲いの中をフォークでかき回した。
この中に20リットルほど流し込んだのだがわからない!
堆肥に鼻を近づけて匂いを嗅いでもまったく糞尿の匂いは無く、森の中の積もって腐りかけた落ち葉のようなにおいしかしないのだ。
温度はほとんど上昇していないがバクテリアたちはすごいスピードで分解しているようだ。
まったくの予想外の出来事である。




お向かいのゴールデンでクルミちゃん。この犬は人が大好きで番犬にはならない。
特に、時々工房にやってくるKさんは、異常に好かれている。
散歩に連れて外に出たときにKさんが居たら、奥さんは無論、ご主人が連れていても制御不能、飼い主を引きずってKさんに突進してきて仰向けに横になり甘える。


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