近況報告
3月21日
早春も はや過ぎ去りて いま盛り
野にも山にも わが工房も
ふらりと歩いてみれば道路わきの草むらには土筆がかなり伸びている。もうすぐ山菜の季節が来るが土筆やフキノトウは山菜のハシリともいえるか。少し摘んで夕食の素材にしてみた。てんぷらと卵とじを作ってみたがやはり卵とじに軍配が上がる。
庭のフキノトウは見慣れた花の塊が顔を出し太。初めてフキノトウを見つけてからもうひと月以上たっている。時間の流れるのは早い。
土曜日、工房について最初にやったのは自宅の雑用仕事。
灯油ボイラーのタンクを交換したらサイズが変わって今までのカバーが使えなくなってしまった。
高さが5センチほど高くなったので足を継ぎ足し、灯油の入れ口も場所がずれたのでそれも変更。
もともと自分で作ったカバーなので加工なぞすぐ出来るが、ペンキは黒しかなかったのでツートンになってしまった。
板金工房の次は農工房。
いつもサツマイモを育てている畑は何も囲ってなくて土がどんどん外側に逃げていってしまう。
田んぼのあぜに使うビニール製の波板を買ってきて10センチほど埋めて囲んでみたが薄くて弱いので外側に曲がってしまうのが目に見える。
後日、木か鉄パイプで15センチおきくらいに杭を打って支えよう。
夕食の準備、一週間前に買って使いさしを放置しておいた大根が適度にしなびていたので皮をむいて角切り、今日買った大根を薄切りにしたものと一緒に軽く塩でつけて水を出し、細く切ったねぎとキムチの素と混ぜて一品。
薄切りにした大根は甘酢に漬け込む。
ついでに顆粒のだしを少々混ぜておいた。
手前のは以前漬け込んだ白菜。だんだん漬物工房にもなってきたような・・・
日曜は朝からいい天気、さんぽ日和。
春霞か?、かすむ山を背景にトラクターが田起こしをしている。今年はここにも稲を作るのだろうか、それとも休耕田になるのだろうか?
食料の自給率が恐ろしいことになっているのに日本と言う国はまことに悠長なものである。
車で20分ほど北に走ると藤原町の農業公園があり今、梅が満開である。
吉野ではないが一目千本と言ったところか。
今回は梅の花を見に行ったと言うよりも梅の木を買いに行ったと言うほうがいい。
工房に梅ノ木を植えて梅の実を採ろうという魂胆なのだ。
今はしだれ梅が流行と見えて実を採る梅はホンの数本しか置いてなかったが値段のほうは千円と予想外の安さ。
早速工房の端っこに植え付け。育つかな?
先週焼いた窯を開けたが予想通りほとんど生焼け、
オルトコーンの7番がしっかり倒れていたがそれでも炎の回り方が悪かったらしく釉薬が溶けてもいない部分があった。
又詰めなおして再度焼成することにした。
何度チャレンジしてもうまく育たないセロリだが寒さには強く、冬を乗り切った。
畑を使えるようにしようとセロリの株を全部引っこ抜いてしまったのだがなんかもったいない・・
そこで、このポットに植え付けて自宅に持って帰ることにした。まあ観賞用だな。
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