近況報告






7月20日

降りてやみ やんでは降りて またやんで

またまた降るか この三日間

三連休であった。
明けたかと思った梅雨はいまだなおしつこく居残り、休みの間は一日の間に何度も降ったりやんだりの繰り返し。
日が差せばその蒸し暑さは倍増し座っていても汗が滴り落ちるような有様、窓を開け放していても風は無くやぶ蚊だけが元気よく飛び回る。





猿害が一段とひどくなってきた。
植えなおした落花生はことごとく引っこ抜かれた。
まだ実などまったく付いていないのだが一本として無事なものは無かった。
サツマイモも引き抜かれた、これもまだ芋はまったく付いていないのに。
吊るしておいたたまねぎも食い散らかされている。
近所の畑でもとうもろこしなどは惨憺たる物。
何とかいい方法はないだろうか。

工房日記が、猿との『攻防日記』になってしまう・・・




先週、ためしに煮て草の下敷きにしておいた葛のツルを取り出して水洗いして繊維を取り出してみた。
比較的簡単に繊維は取り出せたが強度はあまり無く細く裂こうとしてもなかなか難しい。
あわよくば生地でも織ってみようか、などともくろんでいたのだがこれは手を出さぬ方だいいようだ。




簡単料理、大根ときゅうりに塩をして、しばらくして水がでたら塩気を水で洗い流し『朝鮮漬けのもと』なるふりかけをまぶせてかき回せば出来上がり。
なお。この『朝鮮漬けのもと』なる商品は九州方面では定番らしいがほかの地方では販売されていないようである。この季節は重宝する。




ゴールデンウイークの最後の日、母が逝った。
なんだかんだと忙しく49日も終わってひと段落。
お骨を工房に持ってきて父の時と同じように乳鉢で粉末に。

金色の骨壷にあるのは残してあった父のお骨である。そして二つを混ぜ合わせた。
まあ、仲良くしてください、お骨になっても。

しばらく放置してあった粘土たちはどれもかなり固くなっている。包丁で薄くスライスし水を加えて練り直し。
そして混ぜ合わせた二人のお骨を粘土に練りこむ。
汗が吹き出て粘土にしたたり落ちるがかまわない。
約3キロの粘土が練りあがった。

微粉にならなかったお骨は自宅に持ち帰り、母が父のお骨をそうしたように私の手と孫である娘の手で小さな畑に撒かれるであろう。



両親のお骨が練りこまれた粘土でうつわを6個成型、茶碗を4個と湯飲みを2個。
日曜に成型、月曜に削り。粘土はすいひ粘土と焼しめ用の粘土をブレンド。やや土味のある粘土にしてある。

特別な思いは湧かない。いいうつわに焼けてほしいなとおもう。



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