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近況報告







4月4日

こんなにも たくさんあったか この道は

ほんのしばらく さくら街道



窯を開けるときはいつも予想外のいい焼き上がりを少しだけ期待しつつ開ける。
しかし、ほとんどの場合は無感動とか落胆が待っているのだ。
今回は少なくとも落胆ではなかった。少し喜ばせてくれる窯開けだった。


今回焼いた品物、全数である。詰め込めばもう少し、あと15%くらいは入る。
花がいけてあるものは今回のものではない。
温度はちょうど良いくらいで釉薬の流れを期待したものは適度に流れていてくれた。
ひび割れが出たものは2点あったがほんの少しで水が漏るほどではなく、そのうち一点は焚く前から覚悟していたものだ。



御深井焼風に釉掛けしてみたのが左側のもの。
上部だけやや厚めに釉掛けし、上からゴスで適当に線を引いてその上からまた釉薬をすこし掛けて焼くとこんな感じ。
右側のものは織部釉を掛けて思いっきり還元になるところに置くとこんな状況になる。

この窯は酸化焼成が実に難しく、一番煙突に近い、酸化になりやすい場所においても織部などのバチ!とした緑は出にくい。
中途半端な酸化よりも還元でやってやれ〜、どうせ他人の作品だ〜(^^;



すべて木灰透明釉なのだがやや珪酸分が多いと感じられる。
そのため白濁しやすい。それがかえっていい感じに残ってくれた。
厚く掛けた場合に白濁しやすいのでムラ掛けするとこんな感じになる。





窯から出したばかりの、それこそ洗ってもいない茶碗で一服。
抹茶の立ち飲みである。




ほっとしたところで、車で5分程の所にあるハーブガーデンの桜を見に出かけた。
ちょうどこんな張り紙がしてあったのでゆっくりしてしまった。
来週あたりが満開かな。



今の季節は良いですよ、出かけてみてください。ここをクリックするとハーブガーデンの様子がわかります



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