近況報告





1月14日

窯だしの レンガを外す 手も急ぐ

期待半分 怖さ半分


例年に比べて雪の少ない今年は鈴鹿の山もさほど白くなく冬らしさが今ひとつ感じられない。
日差しがあって暖かだなあと思いつつ窯出しをしていたが日が陰るとさすがに冷え込む。



取り出し口のレンガを外すのに気が急いた。
多分焼けているとは思っていたが、何せ、窯に詰めたのは昨年の6月!そのまま半年いじょうほかってあったのだ。
窯の中で何が起こっているかわからないまま焼いてしまったのだから無謀と言えば無謀かもしれない。
それでも何とか予想通り焼けていた。



重ねてしまえるように作ったお皿はホンとは七枚重ねのはずだったが釉薬の分だけ厚くなり6枚重ねになってしまった。
もう少し寸法をしっかり作らないといけなという勉強になった。結果、6枚重ね2組、2枚重ね2組が出来上がった。・・・おかしいな?・・

ラーメン用のどんぶり4個、これは工房で使用するつもり。
どんぶりは今まで1個しかなくて来客があったときは適当な器で出していたがこれからは少しはラーメンらしい気分で食べられるだろう。



天目釉を掛けた茶碗は釉薬が流れて茶溜まりを埋めてしまい平らになってしまった。
外側は流れた釉薬が面白く垂れ下がり悪くは無いが底が平らな茶碗で茶を立てて飲んでみるといかにも良くない。
少し厚掛けしすぎたようだ。
さんま皿は常連さんの作品、われも無く焼きあがり色目も悪くない。
しかし後から考えてみるとこの色にさんまを乗せてもあまりさえそうに無いな、糠白釉にしておいた方がさんま皿としてはよかったなあと反省。



焚き口の奥に入れておいた器は見事に割れていた。此処まで割れたのは初めてだ。
炊いている最中にもう分かってはいたのだが火前と火裏の温度差がかなりあったようだ。


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