近況報告
1月21日
冬なれど 少し動けば 汗をかく
庭木抜き取り 作る肥溜め m(_ _)m
かなり育ったきんもくせいの木を根っこから掘り起こし、その場所に2個目の『肥溜め』を埋め込んだ。
直径十数センチのきんもくせいとはいえ根っこはしっかり伸びていてしかもすぐ横に別の木が生えているので掘りにくい。
スコップにハンドアックス、のこぎりを使って根を適当なところで切りながらの作業。1時間以上かかって掘ったはいいが土がたっぷり付いているので生半可な重さではない。
一輪車を持ってきてそれに乗せようとしたが幹の部分とのバランスが悪く一苦労、40メートルほど離れた畑までやっとのことで運び、畑に仮植えした。
その跡にごみペールを埋め込んで『肥溜め2号』を製作。
向こう側の『肥溜め1号』はもう6〜7年前のもの、合計90リットルの『下肥』の保存が可能になった。
工房へ行って肥溜めを作っていただけではない、ちゃんと焼き物に関することもやっていた。
正月に焼いたとき温度が上がりすぎて壊れてしまった八輪窯の改修工事をしていた。
一番上の耐火断熱レンガを取り外したところ。
材料としては、薄力粉と強力粉とベーキングパウダー・・のように見えるがアルミナ粉と耐火モルタルと木節粘土、それにCMC少々。
これをねって補修用の粘土状にして別に作った耐火煉瓦を張り合わせていくのだ。
左の丸いものは6年ほど前に作った八輪窯の蓋である。ほぼ耐火煉瓦と同じ材質で作ってあるが軽量化と断熱性を持たせるために材料に籾殻を練りこんである。
しかし焼きあがった重さから判断するとほとんど効果は無かったようだ。
作っただけで使わずにいたが今回これを使用してみることにした。
耐火断熱レンガを並べて補修材で埋めた後、補修材を水で溶かしてどべ状にし、刷毛塗りしたところ。
次に、棚板のコーティング材を表面にたっぷりと塗って完成。
後はしばらく自然乾燥。粘土部分が肉厚になったので乾燥に時間がかかる。
それと乾燥収縮によるわれが心配だ。まあそのときは又割れ目に粘土をこすりこむことになるのだが・・・。
八輪窯は修理しながら完成度の高いものにしてゆく窯なのである、なんて考えてしまった(^^;
畑の中にぽつんと仮植えしたきんもくせいは翌日ご近所の家に貰われていき早速本植えしてもらった。
根っこをかなり切り取っているので根付くかどうかは微妙であるが、枯れたらそこのお宅の薪ストーブの薪になるだろう。
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