近況報告

１２月２０日

風呂場より　戻る夜空に　目を向ける

明日は冷えると　星がささやく

日曜日　　畑のヤーコンをほとんど収穫。
重さにして１７～８キロか、灯油のポリタンクよりも重く感じたのは間違いない。
畑土に籾殻を少し混ぜたものを作りみかんのコンテナにその土を入れながらヤーコンを保存。

昼飯は相変わらずピザ。
ピザの生地はイーストを入れて作るようだがここではそんな面倒なことはしないで実にアバウトに作ってしまう。
強力粉と薄力粉をおよそ半々でベーキングパウダー数グラム、塩少々とオリーブオイル少々。これに適量の水を入れてこねるのだが、工房では隠し味に少量のおでんだしの粉末を入れる。
今日のトッピング材はカニとヤーコンとにんじん。
緑が寂しいのでハーブを少々・・ではなくて大根の葉や茎をのせてみた。
あとは八輪窯の上で予熱してあるダッチオーブンに入れておけば完成。
結構おいしく食べられるものだ。

１９，２０と休みを取った。
工房でやらなければいけないことがたまりすぎて、というのが理由だがしかしここにはのんびりしにくるのだから効率的に作業が進むわけがない。
気が向いたらやっていやになったら休む。これが基本。

土曜の星空はきれいだった。
風はなくさほど寒くは感じなかったが朝になったら氷が薄く張っていた。初氷。

風もなく日も照っているので朝の散歩の足を伸ばしてみた。
１５分ほどぶらぶら歩いたらお宮があった。その中にひときわ太い杉の木が、しかし５メートルほどのところで切られている。
きっと台風などで折れたのであろう。
ずいぶん昔からあるお宮さんなのだろうが規模はほんの村社というところである。

日曜にピザを焼きながら焼いた湯飲みたち。
二度焼きである。高温になったとき木炭を変えてみたせいか少し今までとは違うような気がする。
一度だけでは決め付けれないが木炭の材質によって変わってくる可能性は大きい。

やらなければいけないことではないが今年もまた「ゆべし」を作った。
やや大きめのゆずを１０個。毎年レシピが変わるので味も硬さも予測不能。
本物のゆべしを食べたのは１０年以上前に一度きりなので本物がどんな味だったかはほとんど覚えていない。

これはあくまでも工房の『ゆべし』である

かぼちゃの種を干しておいて油を引いたフライパンでこげ色がつくまでから炒りし塩コショウで味付け。
このまま殻ごと食べてしまう。

これは意外といける。

もう一品製作。
ついつい買ってしまった一キロ入りのあんこをどうしようかと迷ったあげく　結果、きんつばをこさえてみることになった。
味も形もいまいちだがまあ吐き出すほどでもない。

しかしいったい何をしに私はここへ来ているのだろう？？

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