近況報告







2月16日

森の中 木を切る音を たずね行く

杉の倒木 薪に変わりて



工房の西の杉林からチェンソーのエンジン音が響いてくるので気になって仕方がない。
ひょっとして全部切り倒して住宅地にでもなってしまったら最悪である。いたたまれずカメラを持ってエンジン音のするところをたずねてみた。
高齢の男性二人がみえて雪折れした杉の木を切っていた。ほっとする。薪にして、お墓に飾られて放置された花の残骸を燃やすために使うのだとか。
しばらく話し込んだ。
国の農政のことをひどく批判してみえた。「米を作らなかったら金をやる、なんて馬鹿なことをするから農業が駄目になっちっまった」と。
放置されている田んぼや畑、もったいないですねえと言ったらほんとにもったいないなあとしみじみ言われた。





常連のKさんが実に久しぶりに作った器である。
ごく小ぶりの茶碗3個とぐい飲み1個。
野点に使うような小ぶりのがほしいという事だが少し小さすぎて焼きあがったら湯飲みか焼酎のお湯割用の器になってしまいそうだ。

乾燥ができたので角型八輪窯で素焼きをしていたら白いものが落ちてきた。
冷えてるなあと思っていたが雪になるとは思わなかった。





枝ごと畑の隅に置いておいたキウイがみんななくなっていた。
鳥たちは今が一番食べ物に苦労する時期のようだ。
木に残しておいたものもほとんど食べられて皮だけになっている。

今年の冬は今頃になって寒さが続くので鳥たちにとっては厳しい年かもしれない。




三週間ほど前に近くの人が持ってきた木の中にクヌギの枝が何本かあったのでしいたけを育ててみることにした。
ドリルで穴を開けシイタケ菌を打ち込んであまり日のあたらないところに転がしておく。
かなり大雑把なやり方だが出てくればもうけものくらいに考えていればこれでよし。
もっとも、育てたいと言い出したのは前記のKさんなのだが・・・




持ってこられた木の中に直径25センチくらいのタモの木があった。
節もなくなかなかよさそうな木なのでチェンソーでスライスして厚さ3〜4センチの板を3枚作ってみた
生木なので重い。これという使用目的はないがまな板くらいにはなりそうだ。
ただいま乾燥中。


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