近況報告





11月23日

思うほど 何も進まず 三連休

動き出すまで しばしかかって

三連休の初日、工房に向かう途中の古美術商兼陶芸工房をのぞいてみた。
茶碗がたくさんあってその中のひとつが気になったので手にしてみたらなかなかいい。値段も3500¥、まあ小遣いで買える金額なので親父さんに「これください」。
『3000¥にしときますよ、これは瀬戸の鈴木八郎の作品でいいですよ」
こっちは茶碗の作者なんか知らずに買ったのだが結構有名な作家である。その茶碗が箱つきで3000¥とは・・・陶芸作家の生活も楽じゃないだろうなあと思ってしまう。
多分これは彼の一番あぶらの乗りきったころの作品だと思うがなかなかいい感じ、ま、そのうちまねしてみよう(^^;





工房に到着して一番初めにしたことは冷蔵庫の中で1週間をすごした牛乳を温めること。
そして沸騰したら酢を少々、分離しところでザルに麻の切れ端をしいて流し込む。
水の中で振りながら冷ましつつ水分をしぼって塩を混ぜて攪拌。
しぼり過ぎてぼそぼそになってしまったがカッテ−ジチーズの出来上がり。なかなか美味かった。




今年は芋が豊作なので干し芋作り。
2時間ほど蒸してスライス、後は乾燥だが下手をするとカビてしまうのでネットに並べてお持ち帰りとなる。
35年以上前に買った登山用の石油コンロは今も健在である。


23日 西側の、今年開墾した畑に植えたヤーコンはさすがに育ちが悪い。
当然といえば当然で赤土のままでわずかに肥料を与えただけ。この状態で畑にするのはひどすぎたかもしれない。
多分掘り起こしてもほとんど芋の部分は無いだろう。
その奥にあるはやと瓜は今になっても花も実も付けない。完全に肥料ボケかな。
意気込んでネットを張ったのだが完全な肩透かしだった。

ご近所の畑を見てみればここも青虫にやられてキャベツが悲惨なことになっている。温暖化のせいかな、やっぱり・・・。



八輪窯用のさな板がなくなったので今日は少し体を動かそう。
窯を焚きつつその脇で、まずはシャモット作りから始めなければいけない。
かなり高温用の耐火煉瓦の新品ひとつ、これを粉にする。ハンマーで小割りして、この道具の中に入れお月様のウサギさんよろしく突くのだ。いい運動だ。

材料がそろったところで型枠用のリングを探したが見つからない。そこで今度はトタン板を切って直径20センチほどの型枠リングを作る。
まったく泥縄状態である。それでも何とか11枚の棚板兼 さな板が出来上がった。







窯に最後の木炭を入れた後まだ時間がかかる。その間に今日着てきたタンガリーのシャツをスタンドカラーにしてしまおう。
スタンドカラーのタンガリーなんて売ってないだろうし有ったとしてもスタンドカラーのシャツってやたら高いんだなあ、なぜか・・

いたって簡単である、襟の部分の糸を切って不要の部分を取り去り、やや硬めにするために両面接着芯を挟み込んでアイロンがけ。
そしてミシンで縫うと出来上がり。一時間はかからない。
2年ほど前にもやったけどあのときのタンガリーはパートナーが買ってきたもので「KANSAI」?と書いてあったような気がする。
あれは、かの、山本カンサイさんのデザインなのか?どっちにしても『問答無用』なのである。


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